第5分科会|東海ブロック大会 松阪大会

第5分科会 歴史と文化の散歩道

目的

現代を生きる私たちが何を受け継ぎ、どのような新たな価値を創造していくのか。歴史と文化が育んできた感性に触れながら、そのヒントを探ることを目的とする。

歴史は、“過去”では終わらない。
地域に息づく文化や思想を辿り、
未来へ価値をつなぎましょう!

時間
11:30〜16:00
場所
松阪市立歴史民俗資料館 他
昼食
快楽亭
登録料
5,000円
定員
50名 *

朝活(岡寺山継松寺にて写経)については、
 先着20名様とさせていただきます。
 別途アンケートにて募集いたします。

第5分科会概要

松阪市は、三井家・長谷川家・小津家といった豪商を多く輩出し、今なおその旧家や町並みが残る商人のまちです。また、日本映画の三大巨匠の一人である小津安二郎が青春期を過ごしたまちであり、芸術・文化に深く根ざした魅力を持っています。さらに門前町としての一面も併せ持ち、多様な歴史を紡いできました。
本分科会では、松阪の中心街を散策しながら、三井家発祥の地や旧小津清左衛門家、岡寺山継松寺、小津安二郎松阪記念館など、豪商や文化人ゆかりの地を訪ね、語り部や住職、館長から当時の思想や表現、その背景について学びます。
現代を生きる我々が、歴史・文化をどのように引き継ぎ、何を生み出していくのか。先人の思考と感性に触れながら、歴史と文化が織りなす新たな感性を体感してください。

松阪の豪商について

江戸時代の松阪は、「商人のまち」として大きく発展しました。特に有名なのが、三井家・長谷川家・小津家に代表される“豪商”です。彼らは松阪で商売の基礎を築き、その後江戸へ進出。木綿や呉服を扱う商売で財を成し、日本経済を支える存在へと成長していきました。中でも三井家は、現在の三井グループの礎を築いたことで知られています。
松阪豪商の特徴は、単に商才に優れていただけではありません。「信用」を何より重んじる商いの哲学を持ち、堅実な経営によって大きな信頼を築き上げました。また、文化や教育への関心も高く、地域社会の発展にも大きく貢献しています。
現在も松阪市内には、旧長谷川治郎兵衛家や旧小津清左衛門家など、当時の面影を残す建物や町並みが残されており、豪商たちの暮らしや価値観を今に伝えています。松阪豪商の歴史は、地域の誇りであると同時に、現代にも通じる経営や人づくりの精神として受け継がれています。

小津安二郎について

小津安二郎は、日本映画を代表する映画監督の一人であり、その繊細な人物描写と独自の映像表現は世界的な評価を受けています。代表作には『東京物語』『晩春』『麦秋』などがあり、家族の絆や人間関係、時代の移り変わりを静かで美しい映像で描き続けました。その作品は、今なお世界中の映画監督や映画ファンに大きな影響を与えています。
小津安二郎は東京生まれですが、少年時代を松阪で過ごしました。旧制宇治山田中学校(現・宇治山田高校)へ通う前の多感な時期を松阪で暮らし、この土地の風景や人々との関わりが、後の作品世界にも影響を与えたといわれています。
また、小津作品は派手な演出ではなく、日常の何気ない会話や空気感を丁寧に描くことでも知られています。その視点は、日本人の暮らしや価値観を見つめ直す作品として国内外で高く評価され、「最も日本的な映画監督」と称されることもあります。松阪に残る小津安二郎の足跡は、このまちが育んだ文化的魅力の一つとして、今も多くの人を惹きつけています。

散歩コース

班に分かれて、各スポットを巡っていただきます。全ての班が、最終的に小津安二郎ゆかりの地に向かいます。
【朝活会場】
・岡寺山 継松寺
【豪商ゆかりの地】
・三井家発祥の地
・旧小津清左衛門家
・旧長谷川治郎兵衛家
・原田二郎旧宅 他
【小津安二郎ゆかりの地】
・小津安二郎松阪記念館

協 力:松阪ガイドボランティア友の会

タイムスケジュール